今、関東大震災が来たらまずどうするべきか。

皆さんこんにちは。
7月に入ってから以下のような報道があったのを皮切りに、
関東大震災が来るのでは!?と言う危機感が高まっていますね。

>三浦半島活断層群、地震発生確率が高まる 

先日私は「もし自宅に震度7が来た時、まずどうすべきか?」と考えて手順をまとめました。
皆様にも役に立つかもしれないので、公開しますね。

                                                                                                  • -

☆まず地震になる前に、普段から以下のことを準備しておきます。

1, リビングにはガラスを置かない
2, 棚は全て天井につっぱり固定(天井まで固定できるルミナスがおすすめ)
3, 印鑑、通帳など非常時持ち出しリスト、買い物リストを作っておく
4, ペットボトルに水を汲み置き
5, ガソリンはいつも満タンに(震災時に売り切れます)
6, 窓・浴室などのガラスには飛散防止シートを貼っておく
7, 液状化の為の長靴、建物修繕のブルーシート、ガムテなどを用意しておく。
8, 普段からハードキャリーに持ち出し荷物をまとめて入れて置きましょう。
9, 地震計の変わりに、天井や壁から揺れるものを吊るしておきましょう。

☆おしゃれなハードキャリー

                                                                                                  • -

☆さて、グラッと揺れて、それが大震災だったら、
大きい揺れは長くても2分です。その間に1,2を。

1,火を消す
(地震で亡くなることはあまりなく、家具や建物の倒壊、火災で多くの人が亡くなります。特に火災は「消火に誰も来ない火災」で一棟延焼になりかねません。火を出さないのが最も重要)

2,退路を確保 (ドアを開ける)、自分の身の安全を確保、

(足を怪我すると避難できなくなります。特に怪我に注意!)
(普段から家の中にベッドの上など、何も倒れてこないガラスも飛ばない安全な場所を作っておきましょう)


3,TVをつける (湾岸の人は津波警報が出てるか見る)

3,近隣から火が出ていないか、怪我人がいないか安全確認

4,携帯を充電してトイレに行く (そのうち電気も水も止まります)

5,持ち出し荷物をまとめる、避難できる服に着替える。
(超高層の人は火が出る可能性があるので下層階に荷物を持ち移動(火が出たら降りれなくなります))

☆超高層は購入するなら下層階がいいです。700戸ぐらいあって一軒も火災が出ない可能性は低いと思います。一軒でも燃えたら大震災では消火に来ないのでスプリンクラーの水が尽きたら全体に延焼しかねません。複数戸が火災になったら、その分スプリンクラーの水は早く尽きます。

6,火事が出た場合は、荷物を車に移動、大津波警報の場合は高台に移動
(高台は事前にリサーチしておきましょう)、立て込んでる市街地の場合は街中に延焼の可能性があるので、早めに広域避難場所に移動、

7,家族に安全確認の連絡

(非公開ツイッターアカウントを作り、家族で掲示板にして共用すると便利)

☆ここまでやって、たいした震災でなければ家に戻り家事と買い出しです。

8,火事が出ていなかったら、電気と水が止まる前に更なる水を汲み置きとできる限りの洗濯、キッチン全部片付け、

9,片付け終わったら必要に応じて食料、消耗品を買い出し。
(イオンなど大手店舗は安全確認でしばらく店を閉めます。小さなスーパーに行きましょう)
(急いで行かないと3月の震災でみんなもう慣れてますからものがなくなるのが速いですヨ!)
(震災時に買占めしなくて済むよう、普段から備蓄しましょう。また緊急時に買い出す食糧のリストを事前に作りましょう)

10,銀行に行きある程度の現金を出す。車のガソリンを満タンにする。

こんなところでしょうか、
あとは家に帰って家族と連絡を取りながら報道を見守ってください。

ここで大事なのは、「この後水・電気・ガスが止まっても対応できる状況にできるだけ準備すること」です。
(しばらく大丈夫そうだけど先々延焼などでヤバそうな場合は、ここでお風呂も入っておいてもいいかも)
とにかく震災の規模によっては、いつでも避難できる準備をしておいてください。また余震にも充分に備えましょう。

☆他にも注意点の追加がありましたら募集します!

                                                                                                  • -

みなとみらいや幕張・お台場など街がゆったりした街区のところは液状化程度で済みますが、
一番怖いのは火災の延焼です。
立て込んでいる街区の方が大震災の時は一番危険性が高いと思います。
退路を確保し、素早く行動しましょう。

ビルですが、超高層等は基礎杭が地下30mの支持層まで打ってあるので倒壊はしません。(がちょっとは傾くらしいです)
せいぜいガラスが降ってくるぐらいです。(外を歩く時は傘を)
ただ一棟燃えたら熱で鉄筋が崩れる可能性もあるかも知れません。
が、これは未知数です。

揺れてからものが落ちてくるまでも、しばらく持ち堪えてるので時間が掛かります。その間に安全や退路を確保しましょう。
建物が崩れたり、火災が燃え広がるまでがひとつのヤマです。
被害の大きい地域は、1秒を無駄にせず動きましょう!

                                                                                                  • -

☆こういう話もあるので気をつけてください。
できればマンションは3F以上がいいです。
http://twitter.com/#!/tpo2009/status/93390045012164608

昨日の夕方ニュースで災害専門家が「小河内ダム地震で決壊すると8時間で都内は腰までつかる。川が決壊するので川の周辺からやられる」とやっていて、そんな話はじめて聞いたんですけどどういうことだよ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1066267185

                                                                                                  • -

次回は持ち出し荷物について書いてみたいと思います。


↓天井までつっぱりポールで固定できるルミナス。色々なタイプがあります。

ルミナスアルファ フリーラック5段 120W LA124018-5

ルミナスアルファ フリーラック5段 120W LA124018-5